需要予測が当たらない原因として、
①予測に用いる過去データの量が少ない
②在庫棚卸精度が低い
③店頭や営業が設定する価格政策と物流の予測が通じてない、マッチしていない
の3点が考えられます。
これらの状況を見直すことで予測精度を向上させることが可能です。
| 物流現場FAQ |
需要予測が当たりません。
需要予測が当たらない原因として、
①予測に用いる過去データの量が少ない
②在庫棚卸精度が低い
③店頭や営業が設定する価格政策と物流の予測が通じてない、マッチしていない
の3点が考えられます。
これらの状況を見直すことで予測精度を向上させることが可能です。
次の手順でチェックし、対応を進めてください。
①仕入データ・出荷データがすべてシステムに入っているか
仮伝や持ち出し、サンプル扱いなど、営業的な対応のためにシステムに入荷する、という作業を怠っている場合、このような現象が起こります。逆に、入荷処理をしないで出荷処理を行うことで帳尻を合わせている場合は非常に高い確率でずれが発生し、場合によっては不正の温床になるので、「入荷処理を行った物以外、出荷引き当てはしない」とルール決めをすることが必須条件となります。
②倉庫現場での出荷が誰でも出来る状態になっていないか
入荷出荷作業が不特定多数の人間によって行われていると、するべきルールが欠落し、入力漏れなどが発生します。倉庫業務をする人間がルールを徹底するか、特定の人間以外作業をしないようにするか、いずれかの対応が必要です。
③実地棚卸が行われていない
年1回、あるいは半期に1回の財務的な処理では精度が不十分な場合があります。コストとの兼ね合いですが、なるべく毎月、最低でも四半期に一度は実地棚卸をするようにしましょう。
④「預け在庫」「預かり在庫」など、複数の在庫管理区分がある
商取引上高い頻度で発生する「預け在庫」「預かり在庫」の取扱いも、自社の拠点内で行うのと同じレベルでの在庫管理が必要です。
基本的には在庫管理オペレーションを、単品・毎日のレベルまで実施し、日々の管理を徹底することで欠品は飛躍的に減ります。
管理のIT化は必須条件でしょう。
在庫削減については、量を減らすためには発注頻度を上げる方法が代表的ですが、むやみな多頻度少量発注はコスト高の原因となりますので注意が必要です。
主な原因として、
①在庫量の設定が違っているか現状に合っていない
②故意的に基準在庫が低すぎる設定になっている
の2点があります。
このような状況を発生させないためには、在庫削減を実施する場合には全体の削減目標を設定すると共に、単品レベルの在庫額・回転率などを管理する必要があります。
メンテナンスが行き届いていないのが最大の原因ですが、現在の現場はマスターを1品1品定期的にメンテナンスする時間を確保できないのが大半の企業の現状です。
マスターメンテは本部直轄、集約を行い専任担当がメンテナンスするなど、体制の変更を検討しましょう。
一般的に、小売は商品を発注してから届くまでの期間分の在庫を持つこと、としている企業が多く、これに加えて店頭の棚を充実させる分の在庫を加え、おおよそ14日分程度の在庫を持のが平均的です。
卸は小売の要求に応じる形になりますので、14日-28日程度の在庫を持ち、メーカーは生産リードタイム+段取り替えの時間を含め、40日程度の在庫を持つ場合が多いです。
①出荷実績を見ながら、十分な在庫を補充しておくこと
②注文が集中する曜日を特定し、その前日に商品が入荷できるよう交渉する
③在庫拠点が複数ある場合はそれぞれの拠点との連携をITなどで高める
などの方法があります。